院内がん登録とは？
がんと診断され、治療を受けられたすべての患者さんについて、がんの診断、治療、予後に関する情報を登録する仕組みです。
がん登録推進法では、「がん医療の提供を行う病院において、そのがん医療の状況を的確に把握するため、当該病院において診療が行われたがんの罹患、診療、転帰等に関する詳細な情報を記録し、及び保存すること（第２条第４項）」と定義されています。
また登録された情報の活用として、「がん患者及びその家族に対してがん及びがん医療について適切な情報の提供を行うよう努めるとともに、その提供するがん医療の分析及び評価等を通じたその質の向上に務めるものとする（第47条）とされています。
当院では国立がん研究センターの研修を受け、認定試験に合格した実務者が、国が指定する登録様式（がん診療連携拠点病院院内がん登録様式（2016年版））に準拠して院内がん登録を行っています。