栄養管理科
栄養管理科は、入院患者さんへ治療食としての食事の提供と個々に応じた栄養管理を、
そして、入院・外来患者さんへの栄養相談等をはじめ、行政や地域の連携施設と協働し、住民の栄養支援を行っている部門です。
基本理念
安心、安全でおいしい食事を通して病気の治療に貢献します
基本方針
安心・安全でおいしい食事を通して、適正な栄養・給食管理を実施し、チーム医療に貢献する。
スタッフ紹介(令和5年度)
スタッフ数 31名
管理栄養士
- 栄養管理科長 1名
- 主任管理栄養士 1名
- 管理栄養士 4名
- 管理栄養士(会計年度)3名
調理師および調理手
- 主任調理師 3名
- 調理師 9名
- 調理師(再任用) 1名
- 調理師(会計年度) 6名
- 調理手(会計年度) 2名
その他
- 事務補助員 1名
資格保持者
- 栄養サポートチーム専門療法士 5名
- 日本糖尿病療養指導士 3名
- いわて糖尿病療養指導士 3名
- 給食用特殊料理専門調理師 5名
- 新調理システム推進協会認定専任講師 4名
栄養指導
食事および栄養療法が必要な患者さんを対象に、医師の指示に基づき指導を行ってい ます。また、糖尿病と診断された方で教育入院をされている方を対象とした糖尿病教室、 妊婦を対象とした母親教室を行っています。
○ 個人指導 月曜日~金曜日 9:00~12:00
14:00~16:00
○ 糖尿病教室 毎週火曜日 14:30~15:30
○ 母親教室 毎月第4木曜日 14:00~14:30
入院中の栄養管理
管理栄養士が、栄養管理計画書を作成し対応しています。栄養管理上の問題等がある場合は、各診療科のカンファレンスや栄養サポートチームで対応しています。
また、各病棟を担当する管理栄養士を配置しています。入院患者の栄養指導や栄養管理は、各病棟の担当管理栄養士が行います。
相談したいことがありましたら、お気軽にお声をかけてください。
入院中の食事時間
朝食 7:30
昼食 12:00
夕食 18:00
入院中の食事
入院中の食事は、医師の指示に基づいて提供することを基本に、下記の対応を行っています。
(1)箸、スプーン、お茶
毎食、お膳に、箸、スプーン、お茶がつきます。
(2)食物アレルギー、禁止食品
食物アレルギーは、入院前または入院時に看護師が聴取した情報をもとに、詳細の確認が必要な場合は、管理栄養士が病室に訪問しております。
また、治療により、食べられない食品がある場合、病棟担当の管理栄養士または調理師が訪問し、相談に応じています。
(3)衛生と安全管理
提供する食事は、厚労省の大量調理施設衛生管理マニュアルに沿って提供しています。残した食事は、取り置きをせずに、下膳するようご理解とご協力をお願いします。
(4)選べるメニュー(特別メニュー)
[昼食]
3~4回/週ほど実施しております。
対象食種を召し上がっている方には、選べるメニューの申し込み用紙がお膳に添えられます。申し込む場合は、用紙に申し込み方法が記載されていますのでご覧ください。
(5)出産祝膳、行事食
食べる楽しみを励みにしてほしいと思いをこめて、出産祝膳をはじめ、行事食、適塩減塩メニュー、地元の食材を使用した郷土食を企画しております。
- うなぎ散らし寿司
- う巻き卵
- おにぎりとつみれ汁
- スープカレー
- 海鮮いなり寿司と海苔巻き
- りんごのケーキ
- 甘夏のヨーグルトパフェ
- 嚥下機能障害患者さんのお食事
(6)緩和ケア病棟お茶会
緩和ケア病棟では、月1回 調理師が手作りスイーツを患者さんに選んで頂くお茶会を開催しています。
なお、手作りスイーツは、見た目はもちろんのこと、安全に食べることができる食形態となるよう工夫して提供しています。
(7)北上分教室校外学習の弁当
院内には、療養しなければならない子供達のために分教室があります。
分教室の行事として、校外学習を行う際に、手作りお弁当を提供しています。
臨地実習
管理栄養士・栄養士・調理師養成校の臨地実習を受け入れております。
臨地実習を希望される養成校の担当者は、栄養管理科にご連絡をください。